「遅刻します!」:困ったときの“モノの言い方”(2/2 ページ)
あまり詫びる気持ちのないフレーズはよくありません。気軽に遅刻する人、というレッテルを貼られてしまいかねません。
同様に、「急用で遅れます」「いま○○駅です!」などもNGです。これらのフレーズだけ伝えられても、相手はどうしようもありません。
相手が何時に来ていたか気になるところですが、ここで問うべきことではありません。
相手が時間通りに来ていなかったとしても、あなたが遅刻したことには変わりないからです。
電車が遅れて遅刻してしまうことはよくあること。電車遅延による遅刻は褒められたものではありませんが、言い訳としてNGなわけではありません。
しかし、相手を待たせておきながら「自分もたいへんだったんですよ」というニュアンスで語るのはよくありません。
同様に、体調不良を理由にするときも「熱が出てしんどかったんです」などと自分側の言い分を押しつけるような表現は避けましょう。
- 失敗してしまいました。
もしかしたら、もっとも言い訳をしたい相手は、社内の上司や先輩かもしれません。失礼のない敬語表現を選びつつ、分かってほしい理由や弁解、お詫びの気持ちが伝わるフレーズを選びたいもの。今回は、社内で直面する場面で使える言い回しを紹介します。
- すぐ言い訳から話を始める部下がいる――そんな上司への処方せん
質問すると、その直接の答えではなく、遠回りして状況を語り始める――。こんな部下がいる場合、相手を責めるのではなく、言い出しにくい雰囲気になっていないかを振り返ることが重要だ。
- 「忙しい」「余裕がない」を言い訳にチャンスを見逃してませんか
目の前にあるチャンスを「忙しい」「余裕がない」なんて理由で逃すのは、もったいないこと。まずは自分の“今”がどうなっているか、少し周囲を見渡してみてはいかがでしょうか。
- 失敗は真摯に受け止める
どんな小さなことでも、失敗したと分かったら隠さずに白状することです。隠そうとすればするほど気持ちも行動もあせってしまいます。失敗を受け止め、報告することであせりは消えるのです。
- 人の頼みをうまく断るには?【解決編】
押しの強い人に頼まれて、ついつい仕事を引き受けてしまったことはありませんか? 角を立てずに頼みを断る方法を考えてみましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.