米国では、「馬を水飲み場へ連れていくことはできるが、飲ませることはできない」ということわざがあります。「行動は強制できても、心の中のやる気までは強制できない」という意味です。強制することはできても、当の本人にやる気がなければ結果が出ないのです。
仕事や運動でも同様で、やる気のない人に対しては、行動を強制することはあまり意味がないといえます。彼らにやる気を出させることから始めないといけません。
人は、苦手な課題に対しては尻込みしてしまい、チャレンジ精神も弱いのが普通です。最初から、100%解決できる方法は残念ながらありません。
でも、諦めるのは早いです。苦手な課題に対して興味を持ったり、周囲の人たちから適切なアドバイスを受けたりすることで、やる気を強くしていくこともできるからです。
のび太のようにあまりくよくよ考えないで、がむしゃらに取り組んでみるのもひとつの方法でしょう。たとえ、それがひみつ道具がきっかけだったとしても、やる気が出てしまえばこっちのものです。チャレンジし続けるエネルギーがある限り、問題の解決にいたる道は決して消え去ることはありません。
深く考えずやってみる
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