相手にメリットがなく、自分側にだけメリットがあるような依頼は難しいもの。相手にとっては面倒なだけの仕事を頼まなければならないシーンでは、どのような表現でお願いすると、相手が気持ちよく動いてくれるでしょうか。
学生の頃には「お〜〜ください」という敬語表現を使うと習ったと思います。しかしそれではあまりにもストレートすぎて、実際のビジネスシーンでは使いづらいでしょう。
△: 明日弊社にお越しください。
○: 弊社にお越しいただけましたら幸いです。
△の例のフレーズは間違いではありませんが、命令口調なので、言いにくい場面もあると思います。
そんなときは“相手が断りやすい”ようなフレーズを使います。ここはまず、「●●していただけましたら幸いです」という表現を覚えましょう。仮定として言うことで、押しつけない印象になり、相手も断りやすいからです。
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