NTTドコモ、公衆無線LANサービス「Mzone」を7月開始4月から実証実験を続けていたドコモの公衆無線LANサービスが、7月より商用化される。料金は、月額2000円
NTTドコモは公衆無線LANサービス「Mzone」(エムゾーン)を7月1日から開始すると発表した。これは4月15日から6月30日まで、都内8カ所で実証実験を行っていたもの(3月15日の記事参照)。ドコモユーザーに限らず利用でき料金は月額2000円。別途契約事務手数料1000円が必要となる。7月からホームページ(現在未公開)およびドコモ丸の内支店・新宿支店・渋谷支店で受付を行う。 Mzoneに契約したユーザーは、Wi-fi準拠の無線LAN端末を用意することで、対応スポットからインターネットに接続できる。認証方式や接続の手順などは、実証実験の時と特に変わらない。無線方式はIEEE802.11b準拠で、ベストエフォート。 ただし、実験サービスで見られたような映像コンテンツ配信は提供を見送ったほか、提供サービスエリアにも若干の変更が見られる。「商用サービスにあたり、通信設備が商用サービスのレベルに達しているところから開始した」(NTTドコモ)。スポットは今後随時拡大される予定だ。
公衆無線LANスポット一覧(7月1日時点)
今後の追加予定スポット
ドコモは商用サービスに踏み切った理由を、「運用に特に問題がなかったこと、また3回のユーザーアンケートからユーザーの期待が大きく、市場性もあると判断したため」と説明する。 現在、無線LANとFOMAのバックボーンは全く別のネットワーク。Mobile IPも導入されていない。また期待されるFOMA―無線LANデュアル対応端末の開発については、「ユーザーからの要望は非常に多いようだが、未定」としている。 関連記事ドコモが無線LANに乗り出す理由 ドコモ、無線LANモニターサービス実施──FOMAとの連携を目指す ドコモのホットスポットサービス、試してみました 関連リンク NTTドコモ [杉浦正武, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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