ニュース 2002年7月31日 02:53 AM 更新

バーチャルアイドル「伊達杏子」が進化する?

ホリプロはヴァーチャルアイドルこと伊達杏子の制作に、「QED」システムを利用すると話した。ネットCMへ進出する構想も進んでいるという

 ホリプロは、ヴァーチャルアイドルこと伊達杏子の制作に、米QED Softの3Dキャラクターストリーミングソフト「QED」システムを利用することを決めた。同システムの国内販売代理を行う日商エレクトロニクスが7月31日に開催した「QEDフォローアップセミナー」では、同技術を用いた今後の“芸能活動”の概要も示された。

 伊達杏子は、“ホリプロ所属”とされるデジタルキャラクター。96年にデビューした初代は「時代を先取りしすぎたため」(ホリプロ)、やがて表舞台から消えていったが、昨年12月に2代目「DK-2001」が再デビューを果たしている(記事参照)。


中央が伊達杏子。金沢工業大学のナビゲーション役を務めている

 QEDとは、Webページ上に3Dキャラクターをオーバーラップする形で表示できるシステム。音声と同期させながら、キャラクターを動かすことが可能だ。システムは、コンテンツ作成ツールの「QEDスタジオ」(150万円から)やサーバ用ストリーミングソフト「QEDストリーマー」(250万円から)からなる。ユーザー側は、無償配布されるプラグインビューア「QEDプレーヤー」をインストールして視聴する。

 ホリプロのライツ&コンテンツ部のグループリーダー、古屋芳幸氏は、QEDシステムによって伊達杏子コンテンツを制作、配信することで、今後の展開も開けてくると話す。

 「ほかのタレントもそうだが、ネット上でCMに出したい。バナーをクリックすると伊達杏子が登場し、一通りCMアニメーションをやって帰っていく、という形式が考えられる」(古屋氏)。


会場では、ホリプロの運営する「Net-Tv」上で伊達杏子が動き回るデモも行われた

 また、多彩なアニメーションを伴う“伊達杏子のホームページ”がオープンすることも明らかにされた。サイトではユーザーのクリックに応じて、伊達杏子がアクション付きで自己紹介してみせる。現在準備が進められており、「QEDストリーマーが手元に届き次第、サイトをオープンする」(古屋氏)という。


一部公開された、伊達杏子のホームページ。スリーサイズを聞くと、初め見栄を張り、後からそれがばれるといったアニメーションも用意されている

 ホリプロとしてはほかに、携帯電話のアプリとして販売したり、待ち受け画像ダウンロードなどで収益を上げたい考え。古屋氏は「ヴァーチャルアイドルは、ホリプロの創業者、堀威夫の夢でもある」と意気込む。

 「一度は途切れてしまったが、エンドユーザーの環境も整ってきた。われわれだけでやるのでなく、業界全体でバーチャルキャラクター市場を盛り上げていきたい」。

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[杉浦正武, ITmedia]

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