リビング+:ニュース 2003/03/13 22:54:00 更新


富士通、ネット対応家庭用ロボットを外販

富士通と子会社のPFUは、携帯電話で操作できるインターネット対応型ロボット「MARON-1」を3月14日から限定販売する

 富士通と子会社のPFUは、携帯電話で操作できるインターネット対応型ロボット「MARON-1」を3月14日から限定販売する。ロボットを活用したビジネスを展開したい企業向けに販売し、今後の開発に意見を反映させる。価格は29万8000円。


 駆動輪で移動が可能。640×480ピクセルの画像を撮影できるカメラを2基と、家電を操作可能な赤外線受発信部や近距離センサーを備える。OSはWindows CE 3.0を採用した。

 ロボットにAirH”モジュールをセットすればネットに接続でき、NTTドコモのiアプリ対応携帯電話(504i/iS、N2001を除くFOMA端末)から遠隔操作が可能だ。前後進や左右回転のほか、赤外線リモコンによる家電の操作、カメラで撮影した画像の確認などが行える。

 MARON-1は、2002年10月に富士通研究所が発表(関連記事を参照)。家庭用ヘルスケアシステムやセキュリティシステムなどの用途を想定しており、SI事業者などに外販して実際に使用してもらうことで動作条件や使用条件を検証するのがねらい。

 既に大分県のマンションデベロッパーが採用を内定しているという。検証結果を反映させた量産モデルを今年第2四半期から販売する計画だ。

 同ロボットは、4月3日に開幕する「ROBODEX2003」(パシフィコ横浜)に出展する。

関連記事
▼富士通研、携帯電話で操作できる家庭用ロボットを開発
▼仲根かすみに富士通ホームロボット――WPC EXPOフォトレポート

[ITmedia]



モバイルショップ

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!