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2003/03/28 23:59:00 更新 |
NTT接続料、「値上げ」認める答申
情報通信審議会は3月28日、NTT接続料規則の改正案について、一部を修正した上で改正することが適当、とする答申を行った。いわゆる“値上げ”の部分は、修正されていない
情報通信審議会は3月28日、「接続料規則の一部を改正する省令案」の諮問(記事参照)に対し、一部を修正した上で改正することが適当、とする答申を行った。ZC接続料が現行の「4.78円/3分」から「5.36円/3分」に値上がりする点は、特に修正されなかった。
答申では主に、諮問で提案された“精算”のあり方について、修正が必要とされた。精算とは、過去のトラフィックを元に算定される接続料が、あまりにも実態に合わない場合に、後で行われるもの。この負担額を、NTT東西と事業者で配分する方式について、新方式が示された。
具体的には、「各々の通信量の変動量の比率で」負担額が配分されることになった。つまり、トラフィックが減少しない事業者は精算が不要になる。
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総務省の報道資料
[杉浦正武,ITmedia]