リビング+:ニュース 2003/04/08 17:40:00 更新


三洋ホームズ、ITモデルハウスの第2弾を大阪にオープン

三洋ホームズは、IT先端モデルハウスの第2弾「美原モデルハウス」を大阪府南河内郡にオープンする。三洋電機、日本NCRサービス、シリウス・システムの3社が協同開発した「ホームガードシステム」などを新たに装備した

 三洋ホームズは、新しいセキュリティシステムを備えたIT住宅「モダニティ」を4月27日に発売する。これに先立ち、IT先端モデルハウスの第2弾「美原モデルハウス」を大阪府南河内郡にオープンする予定だ。

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「モダニティ」の外観

 モダニティは、耐震性や耐久性の強化にくわえ、「断熱外壁パネル」「太陽光発電」「24時間全館換気空調システム」といった環境技術を取り入れた「モダンデザインとアメニティ空間の創造による、3世代に渡り住み継がれる家」。さらに、三洋電機のセキュリティシステム「is(アイエス)-LOCK」を新たに採用し、2重ロックと警報アラームで不審者の侵入を阻止する。外出時に異常が発生した場合には、携帯電話などにメールで通報する機能もある。

 価格は1m2あたり65万円台より。24の提案を用意しているが、基本的に自由設計だ。ただし、販売地域は関東以西に限られる。

ITモデルハウスの第2弾も

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美原モデルハウスの外観。4月12日オープン予定

 美原モデルハウスは、昨年末に東京都立川市にオープンしたIT先端モデルハウスの第2弾。玄関に指紋と顔面の2重認証システムを備えたほか、開口部に施錠確認センサー、宅内の複数箇所にネットワークカメラを配備。もちろん、留守番ロボット「番竜」や音声認識技術を使ったホームエージェント「ホームズ君」なども装備されている。

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写真は立川モデルハウスの「ホームズ君」。美原モデルハウスでは、新機能を新しいキャラクターで紹介する予定だ

 新しい設備として、三洋電機、日本NCRサービス、シリウス・システムの3社が協同開発した「ホームガードシステム」がある。これは、ホームコントローラ(Web端末)上で“お出かけモード”もしくは“留守番モード”を設定したとき、間取り図面を表示しながら、音声で宅内の施錠や照明消灯の状態を知らせてくれるというもの。また、外出中に異常の発生を検知すると、予め設定した携帯電話へ通報したり、携帯電話から遠隔操作で照明のON/OFFなどが可能だ。

 このほか、立川モデルハウスとネットワークで結び、ライブ映像やセンサーの動作状況を確認できるシステムも備えている。オープン予定日は4月12日。

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▼ニュースリリース(三洋ホームズ)

[芹澤隆徳,ITmedia]



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