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2003/06/25 15:27:00 更新 |
インテル、MSなど17社、「ホームネットワークの標準」策定へ
インテルやマイクロソフト、IBM、国内外PC・家電メーカーなど17社は共同で、家庭内でのコンテンツ共有を推進するワーキンググループ「Digital Home Working Group」(DHWG)を設立した。
インテルやマイクロソフト、IBM、国内外PC・家電メーカーなど17社は共同で、家庭内でのコンテンツ共有を推進するワーキンググループ「Digital Home Working Group」(DHWG)を設立した。
DHWGでは、PCや家電、携帯端末などの間で、ビデオ(MPEG2など)やデジカメ写真(JPEG、PNGなど)、音楽ファイル(LPCM、MP3など)といったデジタルコンテンツを自由に再生する仕組みを実現する。
デバイスは100BASE-TXやIEEE802.11a/b/g無線LANで接続することを想定。データ転送にはHTTPを使用し、デバイスの検出はUPnPなど、既存のオープンスタンダードを採用するという。当初IPv4で、IPv6対応も予定されている。DHWGでは、こうした仕組み作りのほか、相互運用性のテストやマーケティング活動などもおこなう。
同様のコンセプトを持つものとしては、マイクロソフトがWindowsXP Media Center Editionを出荷しているほか、シャープやソニー、NECなどもPCやビデオ製品などですでに製品化がおこなわれているが、今回のワーキンググループの活動によって、異なるベンダーの製品の間でもシームレスにビデオや音楽の再生が可能になることが期待される。
参加企業は以下の各社。
- FUJITSU
- Gateway
- Hewlett-Packard
- IBM
- Intel
- KENWOOD
- lenovo
- Microsoft
- NEC
- NOKIA
- Panasonic
- PHILIPS
- SAMSUNG
- SHARP
- SONY
- STMicroelectronics
- THOMSON
(以上17社)
関連リンク
Digital Home Working Group公式サイト
[記事提供:RBBTODAY]