リビング+:ニュース 2003/11/26 19:57:00 更新


小学生の9割がネットゲーマー? デジタル機器所有状況調査

PCを使える小学生の87%が「ネット上でゲームをする」――小学館が11月26日に公開した「デジタル機器の所有状況」調査でこんな結果が出た。

 PCを使える小学生の87%が「ネット上でゲームをする」――小学館が11月26日に公開した「デジタル機器の所有状況」調査でこんな結果が出た。

 子どもを対象にした同社のWebリサーチサービス「おしえてネットくん調査隊」が11月上旬に行ったWebアンケートの回答から、小学1−6年生1006人(男子426人、女子580人)の回答を分析。PCの利用目的や携帯電話、ゲーム機の所有状況などを明らかにした。

 PCの利用目的として最も多かった解答は「ネット上でゲームをする」(87%)、次いで「ホームページを見る」(85.7%)、「メールのやりとり」(45.5%)と続く。

 2002年に行われた前回調査と比較して「ネット上でゲームをする」が7.4ポイント増加、「ゲームソフトで遊ぶ」が10ポイント減少しており、PCソフトを使ったゲームからネットゲームへのシフトが小学生にも見られるようだ。

 家庭でのインターネット接続環境は、ADSLが5割、CATVが2割。ダイアルアップは7%と少数派で、同社は、家庭のブロードバンド化が進んでいると見ている(「わからない」との答えも14.3%あった)。

 また、自分専用のPCを持っていると答えた小学生は1割強で、そのOSはWindows 98であることが多いという。古くなったPCを子ども用に活用している家庭が多そうだ。

ゲームボーイを2台持つ小学生は4割以上?

 ゲーム機では、所有率が最も高かったのがゲームボーイアドバンス(74.7%)、次いでゲームボーイカラー(65.2%)が2位となった。単純に足し算しても、アドバンスとカラー両方をもつ小学生が4割いることになり、ゲームボーイの強さが伺える。

 3位以降はニンテンドウ64、プレイステーション、プレイステーション2、ゲームキューブと続き、それぞれ4割前後の小学生が所有している。Xboxの所有率はわずか0.7%と、ドリームキャスト(3.5%)や、松下電器産業製のDVDプレーヤー&ゲームキューブ機「DVD/GAMEPLAYER Q」(2.6%)にも満たない結果となった。

 また、欲しいゲーム機の1位はゲームキューブ(42.2%)、2位はプレイステーション2(40.8%)となっている。ゲームボーイアドバンスやPS2の所有率が昨年よりも上昇している一方で、「欲しいゲーム機がない」と答えた小学生が18.2%と前回調査時から2倍以上に増加。これを同社は「昨年以来大型の新ゲーム機が登場せず、人気機種は普及が進んだため」と分析している。

 携帯電話を持っている小学生は約2割。うち自分専用機を持つのは8.4%だった。携帯電話を持っていない小学生に欲しいか尋ねたところ、8割以上が「欲しい」と答えている。

関連リンク
▼アンケート結果
▼おしえてネットくん調査隊
▼小学館

[ITmedia]



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