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2003/12/04 23:57:00 更新

六本木ヒルズを彩るイルミネーションの正体は？

夜の「六本木ヒルズ」をクリスマスイルミネーションが飾った。六本木通り側の入り口近くにある「66プラザ」。広場を囲む十数本の立ち木がぼんやりと色を纏い、雑踏のなかに幻想的な光景を作り出した。

　夜の「六本木ヒルズ」をクリスマスイルミネーションが飾った。六本木通り側の入り口近くにある「66プラザ」。広場を囲む十数本の立ち木がぼんやりと色を纏い、雑踏のなかに幻想的な光景を作り出している。

携帯カメラで写真を撮っていたカップルが、不思議な光に首をかしげながら、ぽつり。「何が光ってるんだろ？」

　その正体は光ファイバーだ。これは、東京電力が「TEPCOひかり」のプロモーションの一環として協賛した「ホワイトツリーイルミネーション」。メッシュ状に織り上げた光ファイバーを立ち木に巻き付け、下から光をあてることで全体が光るようにしたものだ。1本の木に使われた光ファイバーは総延長約25キロにおよぶ。また、通常のイルミネーションより電力消費が抑えられるのも特徴だ。

無粋を承知でクローズアップ。特殊加工の光ファイバーを西陣織の手法でメッシュ構造にしたもので、通常のイルミネーションより電力消費が抑えられるのも特徴だという。「電気を大切にね」（でんこ）

光ファイバーを纏った木々。時間の経過によって色が変化する

　このホワイトツリーイルミネーションの実施期間は12月31日まで。毎日午後4時30分に点灯し、日付が変わる午前0時まで楽しめるという。

　また、66プラザの一画には、TEPCOひかりの体験ブース「Hyper Net Square」が設置された。2本の光回線を導入したブースには9台のPCが置かれ、無料で光ファイバーインターネットを体験できる。デジカメで撮影した画像をWebサイトに掲載できる「フォトメモリー@六本木ヒルズ」や、ヒルズ内で行われるイベントの検索機能も提供中。わからないことがあれば、サンタ姿のお姉さんたちが指導してくれる特典付きだ。

端末は9台

サンタ姿のお姉さんたち

　「Hyper Net Square」は12月25日まで。営業時間は午前11時から午後9時30分となっている。

関連リンク
TEPCOひかり
ニュースリリース

[ITmedia]

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