コラム
» 2015年07月29日 07時00分 UPDATE

目が悪い:乱視ってどんな見え方? なぜ起こるの? (1/2)

目が悪いというと「近視」を想像する人が多いと思いますが、「近視」だけではなく「遠視」や「乱視」も近視と同じ屈折異常として視力の低下や目の疲れを引き起こします。この中の「乱視」は一体どういった見え方なのでしょうか?

[いしゃまち]
いしゃまち

 目が悪いというと「近視」を思い浮かべる人が多いと思いますが、「近視」だけではなく「遠視」や「乱視」も近視と同じ屈折異常として視力の低下や目の疲れを引き起こします。この中の「乱視」は一体どういった見え方なのか? なぜ乱視が起こるのか? 乱視について詳しく見ていきたいと思います。

乱視とは?

 乱視という言葉は聞いたことはあるけれど、どういった見え方の事を言うのか知らない人がほとんどだと思います。

 近視と遠視、そしてこの乱視の3つを眼科的には屈折異常と呼びます。遠くを見た時に角膜・水晶体で屈折されて網膜上にピントを結んで物を見ます。目の良い人(正視)はしっかりとピントを網膜上で結ぶのに対して、近視・遠視・乱視はピントを結ぶ位置が網膜上からズレてしまうのです。1つずつ分かりやすいように見ていきましょう。

近視

 遠くを見た時に網膜の手前でピントを結んでしまい像がぼやけてしまっている状態です。近視は日本人に最も多いと言われている屈折異常です。

遠視

 遠くを見た時に網膜の後ろでピントを結んでしまっている状態です。遠視の人は遠くがよく見えると思っている人が多いですが、網膜よりも後ろでピントが合ってしまっているため遠くを見る時は調節力を使って網膜上にピントを合わせて見ているのです。若い頃は調節力が強いため自覚はないですが、調節力が衰える老眼が入ってくる世代になってから初めて遠視に気付く人も少なくありません。また近くを見る時はさらに強い調節力を必要とするため、遠くも近くも見にくく疲れやすい目だと言えるのです。

乱視

 近視や遠視は網膜上からズレているとは言え、手前か後ろのどこかでピントは合います。しかし乱視は角膜や水晶体の屈折力がバラバラのため一点で像を結ぶことができません。つまり乱視はどこにもピントが合っていない目だと言えます。そこに近視や遠視も加わってしまうとさらに見にくくなってしまうのは言うまでもありません。

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