九州や福岡のヒットを支えるのは、九州の、福岡の広告業界である。何をやったら成果があるのか? その答えがないから、極論に走る。それは、潔いことである。清々しいほどの選択である。しかし、広告業界の中に、極論に走らない叡智が育たなくては、どんどんダサくなるだけである。広告業界の中に、メディアの中のリアリティに正面から向かう若い奴が出てこなくては、ジリ貧になるだけである。
コンテンツマーケティングの時代と言われている。広告業界の古いオッサン達は、コンテンツをクリエイティブと捉えがちである。致命的である。「メディア接触時間の断片化」という消費者側の変化に適応した技術こそ、コンテンツマーケティングである。購買行動を起こさせるための“関係づくり”をマジメに考える優秀な若い人材にとって、この福岡の広告業界の状況は、いたたまれないのだろうとお察し申し上げる。
地域の広告賞とか、いまや果たして必要なのか? その広告賞の審査員が、ファンタジーな方々ばかりでいいのか? お世話になったからこそ、心を鬼にして言わせてもらう。もう! そういう時代ではない! (中村修治)
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