コラム
» 2015年08月18日 11時21分 UPDATE

避けては通れない食品添加物の基礎知識 (1/2)

現代社会において、食品添加物をまったく取らずに生活することは、ほぼ不可能。また、無添加食品なら安全という謳(うた)い文句は、絶好のビジネスにもなっています。食品添加物に対して正しい知識を持ち、無添加ビジネスに引っかからないようにしましょう。

[いしゃまち]
いしゃまち

 現代社会において、食品添加物をまったく取らずに生活することは、ほぼ不可能です。また、無添加食品なら安全という謳(うた)い文句は、絶好のビジネスにもなっています。まずは食品添加物に対して正しい知識を持ち、無添加ビジネスに引っかからないようにしましょう。

こんなものも食品添加物なの

 食品添加物としてイメージするのは、白い粉末や海外のお菓子に使われているものだと思います。確かにこれらは食品添加物ですが、他にも食品添加物はたくさんあります。例えば、ラーメンの麺にかんすいが使われていることは、多くの方がご存じかと思います。実はかんすいも立派な食品添加物で、ラーメンの袋には必ず書かれています。

 では「かんすい」はどのようなものでしょうか? 答えはアルカリ塩の総称です。ちなみに、ここでの「塩」はいわゆる食塩ではなく、化学物質の塩(えん)です。でも、ラーメンのスープはともかく、麺が危険という話はあまり聞かないですよね? 実際、危険性はありません。

 さらにこのかんすいの定義に合わせると、重曹(膨らし粉)もかんすいに含まれます。さらにさらに、重曹は膨張剤というカテゴリーで食品添加物に含まれますし、同じように膨らませる目的に使われるドライイーストも食品添加物になります。よく天然酵母のパンを売りにしている店がありますが、ドライイーストを使ってないから、食品添加物を使っていないと言いたいわけですね。

 もう1つ例をあげると、アスコルビン酸があります。「食品添加物」と聞いてイメージする通りの白い粉で、酸化防止剤として使われています。でも、アスコルビン酸はただのビタミンCで、避けるよりはむしろ積極的に摂取することを推奨されるほどです。

 結局、何が言いたいのかというと、食品添加物だからと言って、反射的に避けるのは間違いだということです。積極的に摂取するべきだとまでは言いませんが、あまり過剰反応する必要もありません。「ほどほど」の姿勢が大切になります。

       1|2 次のページへ

Copyright © 2016 Mediwill All rights reserved.

Loading

注目のテーマ