しっかりと予防策をとっていれば、熱中症を防ぐことは十分に可能です。しかし、万が一、症状を訴える労働者が出てしまったときのために、誰もが冷静に対処できるよう救急措置の対策もしておかなければなりません。
作業開始前にあらかじめ、病院・診療所などの所在地や連絡先を把握するとともに、緊急連絡網を作成し、関係者に周知します。
作業中の労働者に、少しでも異常がみられたら、すぐに次の手当を行います。なお、呼びかけに対する返事がおかしいなど意識障害がある場合、自力で水分を摂取できない場合、症状が回復しないなど緊急性が高いと思われる場合には、直ちに医療機関へ搬送してください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング
編集部おすすめブックレット