コラム
» 2015年09月11日 10時58分 UPDATE

げっぷが多い……いったいなぜ? (1/3)

静かな場所や人と話をしているときに突然出てしまうこともあるげっぷ。本人だけでなく周りの人にも不快となるものですが、げっぷはなぜ起こるのでしょう?

[いしゃまち]
いしゃまち

 静かな場所や人と話をしているときに突然出てしまうこともあるげっぷ。本人だけでなく周りの人にも不快となるものですが、げっぷはなぜ起こるのでしょう? げっぷが起こるメカニズムと、病気や生活習慣との関連を解説します。

げっぷはなぜ起こるの?

 げっぷは、胃の中にたまった空気が口から出る生理現象です。食事や呼吸、会話などを通じて自然に体内に入った空気の一部は、一時的に胃にたまり、やがては体内で吸収されます。

 しかし、胃にたまる空気の量が多くなると、空気は食道に逆流しげっぷとして排出することで、身体は胃の負担を軽減しようとします。胃に余分な空気がたまってしまうことと、胃にたまった空気が上手く体内で吸収されないことがげっぷのおもな原因です。

胃の働きとげっぷの関係

 胃は食べたものを一時的に貯留し、消化液によって分解する働きをする臓器です。胃には正常な状態でもある程度の空気が入っていますが、食事をすると、口から食べ物と一緒に空気を取り込み、消化・分解の過程でもガスが発生します。

 こうした働きが上手くいかなくなる原因には「胃腸の病気、不調」「ストレスなどの心因的要因」「食事などの生活習慣」が関与しています。

(1)胃腸の病気、不調

 胃炎や胃十二指腸潰瘍や逆流性食道炎により、胃の働きが低下すると、消化不良の症状として胸やけを伴うげっぷが見られるようになります。こうしたげっぷは、空気だけでなく胃酸の逆流を伴うため、喉の刺激や異臭を伴います。

逆流性食道炎とは

 強い酸性の胃液(胃酸)が食道に逆流することによっておこる食道の炎症です。脂肪性の食事が増えると、より多くの胃酸の分泌が必要となり、胃酸が逆流しやすくなります。

 また加齢や他の病気(心臓や肺)、手術などにより胃の働きが低下しておこることもあります。

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