筆者の感覚だが、数年前からコンビニの年賀状印刷を申し込む人たちに変化が見られるようになってきた。申し込みに来たお客さんと話していたときのことだ。
「仕事をしていたころはある程度量もあったのでPCで作ったほうが安上がりだった。今は引退して出す量も少なくなったけど、自分で作ることになったのでむしろ疲れる」
「枚数が少ないから、ちょっとキレイな年賀状にしようと思って……」
もちろん、これまでにも“楽”や“面倒”など、似たようなフレーズを聞いたことはあるが、明らかにそのときとは違う印象を受けた。新年のあいさつをメールやネットではなく、年賀状がメインだった団塊世代が次々と退職していく時代。その需要も、今後は様変わりしていくことだろう。
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