ご一緒に“最高”はいかが? ボジョレー・ヌーボー販売の舞台裏コンビニ探偵! 調査報告書(2/5 ページ)

» 2015年11月14日 07時25分 公開
[川乃もりやITmedia]

ポイントはプレミアム感の演出

 そんなボジョレーの主要販売チャネルの1つがコンビニだ。2015年、各社コンビニで取り扱うボジョレーは以下の通りである。

セブン-イレブン

 セブン-イレブンは、テレビ番組『ビストロSMAP』とのコラボレーション企画を行う。ソムリエの田崎真也氏とドラマ『ソムリエ』でソムリエ役を演じたSMAPの稲垣吾郎を前面に出し、ボジョレーをアピールするのが狙いだ。

ローソン

 ローソンは、「クリュ・デュ・ボージョレ」という、10の村名を冠したボージョレの中でも上位に格付けされているモノを取り扱う。対象ワイン5000円分の購入で、パティシエ 鎧塚俊彦氏監修のバウムクーヘンがもらえるプレゼント企画もあるようだ。

ファミリーマート

 ファミリーマートでは、ボージョレ地区だけではなくラングドック産のヴァン・ヌーボーを用意する。2つの地域のヌーボーを展開する企画が一押しだ。


 クリスマスケーキのように、わずか数日間、1人当たりの購入数も限られるであろうボジョレー商戦。スーパーやデパートに対抗するために、各社とも単なるボジョレーではなく、産地を限定したり品質が上位のものを取り扱うなど、プラスアルファのプレミアム感を演出することに力を入れている。

ファミマのヌーヴォー(出典:ファミリマートのWebサイト

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