そうこうしているうちに、2014年12月の試験版限定リリースを終え、あっという間に、2月16日の本番リリースを迎えた。
「起業家 経沢香保子の新会社カラーズ、時給1000円〜即日予約可能なソーシャルシッティングサービス『キッズライン(KIDSLINE)』提供開始のお知らせ」(リンク)
キッズライン本番サイトがオープンになり、リリースを出すと、世間の反響は大きかった。
「CtoCで価格を下げると、日本にもベビーシッタ文化が根付くかもね」
「これは、シビれた。早々登録・申請した」
「早く法人導入してほしい」
「ソーシャルを活用した安心感の醸成は見事」
「シッターがタレントぞろいで、いざというとき時のために登録した」
ネットのユーザーの方々にとって、私たちのこだわりは、AirbndbやUberなどがブームになっていたこともあって、比較的理解されやすいタイミングだったのかもしれない。しんどかったシステム構築も、シッター採用も、オープン後の反応がポジティブだったので、スタッフ一度ほっと胸を撫で下ろした。
サイトがオープンになれば、利用者もイメージがつきやすい。
何よりも、シッターさんも働くイメージを持ちやすいはずだ。シッターさんを採用も少しずつ弾みがついてくるはずだと、私たちは、いろいろな工夫を始めた。
目標は「日本にベビーシッター文化を」だ。
だから、私たちは、利用する側を集めるマーケティングよりも、まず、働く側へのアプローチを大事にした。多くの人が参加してこその文化だけれども、そのベースとなるのは、受け入れの基盤だ。だからこそ、何よりも、保育者の皆さんに働きやすさを提供したいと、次々と策を打った。
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