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» 2015年11月30日 06時00分 UPDATE

3価から4価に! 今年のインフルエンザワクチンってどんなワクチンなの? (1/3)

インフルエンザの予防接種、もう受けましたか? 今年のワクチンは昨年までの「3価ワクチン」から「4価ワクチン」に変更されたそうです。一体、今までのものとは何が違うのでしょうか?

[いしゃまち]
いしゃまち

 インフルエンザの予防接種、もう受けましたか? インフルエンザウイルスは毎年のように変異するため、ワクチンも毎年そのシーズンの流行に合わせたものが生産されます。さらに、今年のワクチンは昨年までの「3価ワクチン」から「4価ワクチン」に変更されたそうです。一体、今までのものとは何が違うのでしょうか?

そもそも、ワクチンって何?

 人間は、一度ウイルスに感染すると、身体の中にそのウイルスに対抗する力(抗体)を作ります。もう一度同じウイルスが入ってくると、この抗体が感染を防ごうとするのです。これを免疫といいます。

 ワクチンは、この働きを利用しています。あらかじめ病原性を失わせたウイルスを作り、それを身体の中に入れることで抗体を作らせ、病気への感染を予防するのです。

 また、ワクチンには不活化ワクチンと生ワクチンの2種類があります。

<生ワクチン>

 生きているウイルスや細菌の病原性を弱めて作ったワクチンです。接種後はウイルスや細菌が体内で増殖するため、発熱や発疹など、該当の病気の症状が軽く出ることがあります。免疫不全の方や妊婦には禁忌となっているので注意してください。

 生ワクチンには、麻しん風しん混合(MR)、おたふくかぜ、水痘、BCG(結核)などがあります。

<不活化ワクチン>

 化学処理を行い、病原性をなくした最近やウイルスから作ったワクチンです。生ワクチンに比べると免疫力が弱いため、何回かに分けて接種する必要があります。

 日本で認可されているインフルエンザワクチンは、この不活化ワクチンです。この他、不活化ワクチンには、DPT-IPV(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)、日本脳炎、B型肝炎などがあります。

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