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» 2015年12月04日 07時06分 UPDATE

混浴浴場は700軒以下に:「消えゆく混浴を守れ」 温泉王国・九州のあの手この手  (1/3)

九州から、「混浴」が姿を消しつつある。平成5年に全国で1200軒を超えていた混浴浴場は、各自治体による規制強化などで、25年は700軒を割り込んだ。

[産経新聞]
産経新聞

 「混浴」が温泉王国・九州から姿を消しつつある。平成5年に全国で1200軒を超えていた混浴浴場は、各自治体による規制強化などで、25年は700軒を割り込んだ。習慣や考え方の変化で仕方のない面もあるが、江戸時代から続く日本の混浴文化を守る決意を固め、「ワニ」と呼ばれるのぞき目的の男性対策に頭をひねる温泉業者もいる。(九州総局 奥原慎平)

 幾筋もの湯煙があがる大分・別府。11月30日、別府温泉保養ランド(別府市明礬(みょうばん))の露天風呂に、数人の男性と、外国人女性や若い女性がつかっていた。

 大阪市から妻と訪れた会社員の男性(60)は「夫婦水入らず、解放感のある混浴温泉めぐりが楽しみで来ました。青森の混浴にも最近行きました。最近は混浴も珍しくなり、さみしいですね」

 別府は、湧出量・源泉数とも日本一を誇る。この温泉郷も昭和初期は、ほとんどの露天風呂が混浴だった。現在は同ランドを含め、3軒ほどに減少した。

 もちろん別府だけではない。季刊誌「温泉批評」(双葉社)によれば、全国の混浴浴場は、この20年で1200軒から700軒以下に減少した。

ks_onsen.jpg 大分・別府の混浴風呂で水入らずのひとときを過ごす夫婦
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