これにならえば、Dセグメントは少なくとも4つに分けなくてはならない。とりあえず代表的な車種をプロットしながら分類してみよう。
プレミアムDセグメント
メルセデスベンツCクラス、BMW 3シリーズ、アウディA4
Dセグメントセダン/ワゴン
トヨタ・アベンシス、ホンダ・アコード、マツダ・アテンザ、スバル・レガシィ
Dセグメントミニバン
トヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイア、日産セレナ、ホンダ・ステップワゴン
DセグメントSUV
該当なし
DセグメントベースのSUVには、たまたま現在、これというクルマが存在しないので該当なしとするが、もしこれがCセグメントSUVならトヨタ・ハリアー、日産エクストレイル、マツダCX-5が並ぶことになる。こうした分け方をすれば、ユーザーにとって現実的な比較対象のためのセグメントになっているのが分かるだろう。
プレミアムについても補足しておこう。クルマを買うユーザーの立場で考えれば、価格は重要なファクターの1つだ。極端に価格帯の違うクルマを比較することは現実的ではない。だから、サイズが同じだからと言って「プレミアムDセグメント」を「Dセグメント」と同じくくりにはできない。一般論で言ってベンツのCクラスとアベンシスを比べて悩む人はいないからだ。
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