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» 2015年12月08日 00時00分 UPDATE

7〜9月の利益は2.5倍:バーガー戦争の勝ち組はモスフード 迷走マックとの違いはここにあり (1/3)

ハンバーガー業界で地殻変動が起きている。健康志向の高まりや食の安全問題を受け、価格が高くても質の高いチェーンの商品を選ぶ消費者が増加。マックが迷走を続ける中、「モスバーガー」を運営するモスフードサービスがV字回復を遂げた。

[産経新聞]
産経新聞

 ハンバーガー業界で地殻変動とも呼べる動きが出ている。健康志向の高まりや食の安全問題を受け、価格が高くてもより質の高いチェーンの商品を選ぶ消費者が増加している。最大手の日本マクドナルドが業績不振にあえぐ中で、かねて商品の質で勝負する「モスバーガー」を運営するモスフードサービスの平成27年4〜9月期業績は営業利益が前年同期比2.5倍の16億6700万円とV字回復するなど快進撃を続けている。ハンバーガー業界の巨人、マックが迷走を続ける中、米国で人気の新興勢力の参入も相次いでおり、市場の勢力図が今後、塗り変わる可能性もある。

 「消費者の食のスタイルが変化している」

 ある証券アナリストは業績の二極化が鮮明になる国内ハンバーガー業界についてこう分析する。かつて低価格を武器に外食市場を席巻し“デフレの申し子”とデフレ時代に勝ち組の名をほしいままにしたマックが不振にあえいでいるのに対し、“食の安全”にこだわりデフレ時代にもこうした低価格競争に加わらなかったモスバーガーが目下、快進撃を続けている。

 マックは平成26年7月の使用期限切れ鶏肉問題と27年1月の異物混入問題の発覚で家族連れを中心に客離れが進んだ。8月の既存店売上高は19カ月ぶりにプラスに転じ復活の兆しが見えたかと思ったが、9、10月は再びマイナスに転落。客数は10月までに30カ月連続のマイナスと、回復の兆しは一向に見えてこない。

ks_mos01.jpg 「MOS CLASSIC(モス クラシック)」のカウンター席からは調理の様子が見られる=東京都渋谷区
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