インタビュー
» 2015年12月16日 08時00分 UPDATE

水曜インタビュー劇場(データ公演):2月中旬になぜ「カルボナーラ」が検索されるのか? クックパッドのデータを分析 (3/6)

[土肥義則,ITmedia]

バレンタイン後は「カルボナーラ」

中村さんが書かれた『「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力』(日本実業出版社)

土肥: 「たべみる」のサービスは、食品メーカーでよく使われているようですね。どのように使われているのでしょうか。

中村: 食品メーカーさんは頻繁に、調査を行っています。生活者は毎日どんなモノを食べているのか、を知るためにアンケートを行っているんですよね。「朝:パン、昼:ラーメン、夜:ハンバーグ」といった感じで、日記のように記録してもらっています。

 調査を行うことで、Aさんが何を食べたのかは分かるのですが、「なぜそれを食べたのか」「いつからそれを食べようと考えたのか」といったことまでは分かりません。例えば、ハロウィンのときにカボチャのケーキを食べている人がいるとします。この人は「ハロウィンだからカボチャケーキを食べている」かもしれませんし「旬の食材だからカボチャケーキを食べている」かもしれません。

 既存の調査方法では、具体的な理由が分かりにくかったのですが、データを分析することがさまざまなことが分かってきました。「カボチャケーキ」のほかに「ハロウィン」という言葉を入れて検索する人もいますし、「ヘルシー」「ダイエット」「旬」といった言葉を入れて検索される人もいる。

 検索された人がどういった文脈で「○○を食べたくなったのか」を想像することができるんですよね。こうしたデータを参考にして、食品メーカーさんは「どういった提案をすればいいのか」「こうすればいい」といった形で話を進められているケースが多いようです。

土肥: どういった文脈で「○○を食べたくなったのか」を想像することができる……ということですが、もう少し詳しく話を聞かせていただけますか?

中村: 例えば、バレンタイン(2月14日)後のデータを分析すると「カルボナーラ」が増えるんですよ。

バレンタイン後に「カルボナーラ」を検索する人が多い

土肥: どういう意味でしょうか?

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