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» 2015年12月21日 00時00分 UPDATE

航空機のエンジン修理で依頼殺到 「IHI」の職人技が世界の航空機産業支える (1/3)

在日米軍の軍用機が飛び交う米軍横田基地に隣接するIHIの瑞穂工場には、世界19カ国から航空機のエンジンが毎日のように持ち込まれる。「マイスター」と呼ばれる特殊作業を専門とする職人によって修理を受けるためだ。

[産経新聞]
産経新聞

 在日米軍の軍用機が飛び交う米軍横田基地(東京都福生市)に隣接するIHIの瑞穂工場(同瑞穂町)には、世界19カ国から民間機や軍用機の航空機のエンジンが毎日のように持ち込まれる。「マイスター」と呼ばれる特殊作業を専門とする職人によって修理を受けるためだ。海外の航空会社が総合病院になぞらえ「Mizuho Hospital(ミズホ・ホスピタル)」と呼ぶ同工場は、世界の航空産業を下支えするとともに、IHIの業績を牽引(けんいん)する屋台骨となっている。11月に三菱航空機がわが国初の国産ジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行に成功し、日本は航空王国復活に向けて一歩を踏み出したが、メンテナンスの分野ではすでに世界に誇る技術を保有していた。

自社で修理

 「マグロの解体ショーのようでしょう」。IHI航空宇宙事業本部の中根洋一瑞穂工場長は、鈍く光る大型の航空機エンジンが手際よく分解されていく作業をこう例えた。

 瑞穂工場には民間機から取り外されたエンジンが次々とトラックで輸送されてくる。いずれもIHIが開発に関わったエンジンで、その数は年間約150台にも達する。

 工場に持ち込まれたエンジンは、まず解体スペースに置かれ、約2万点に及ぶ部品を平均で3日、早くて1日半で分解していく。数が多いだけに「部品の管理がかなり大変」(同)という。

yd_sankei1.jpg 航空機エンジンのメンテナンスサービスを行っているIHIの瑞穂工場=東京都瑞穂町(黄金崎元撮影)
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