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» 2015年12月22日 11時11分 UPDATE

ワーカホリックの人は注意! カフェイン中毒死、成人の目安は? (1/2)

エナジードリンクの大量摂取が疑われるカフェイン中毒死が日本でも報告された。

[産経新聞]
産経新聞

 エナジードリンクの大量摂取が疑われるカフェイン中毒死が日本でも報告された。コーヒーやお茶、コーラ飲料やチョコレートにも含まれるカフェインは、食生活に欠かせない身近な存在。だが、エナジードリンクや錠剤などを大量摂取すると、心臓に大きな負担が掛かる。含有量などでメーカーは自主規制するが、国内でカフェイン中毒症例の報告制度はなく、実態は不明だ。

 手軽な眠気覚ましや疲労回復を狙って近年、急速に普及したエナジードリンク。国内で普通に手に入るものなら、1本のカフェイン含有量は200ミリグラムに満たない。コーヒーならカップ2〜3杯程度で、立て続けに何本も飲まなければ問題は生じないとされる。

 コーヒーなどと同様の清涼飲料水の扱いなので、カフェイン含有量に規制はない。メーカー側で「コーヒー2〜3杯分」を念頭に、自主規制しているのが現状だ。

 エナジードリンクをウオツカやテキーラなどと混ぜてつくるカクテルも人気という。製薬関係者は「アルコールはカフェインの分解を抑制して副作用を強くしてしまう。カクテルなんてもってのほかだ」と指摘する。

 「多量の摂取は避けて1日に1本まで」などの表示もあるが、国内メーカー関係者は「ユーザーに強く周知する方法があまりない」と苦しい状況を打ち明ける。

 眠気覚ましのカフェイン錠剤は医薬品だが、規制緩和でインターネットなどでも買えるようになった。注意書きに当たる添付文書は「1回1錠で1日3錠まで。4時間以内の連続服用は不可」などとしており、用法用量通りなら問題はない。

 だが、カフェイン中毒による死亡が確かめられた今回の男性の場合、中毒症状特有の体調不良や嘔吐(おうと)は1年ほど前から続いており、大量摂取が長期間続いたとみられている。死亡の1週間ほど前から寝坊で遅刻が続いていたらしく、危険性を自覚せずに普段より多量に摂取した可能性がある。

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