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» 2015年12月28日 06時30分 UPDATE

高視聴率:“匠”が作ったホンモノ ドラマ「下町ロケット」を支えた日本企業の開発現場 (1/4)

ものづくりに対する熱い思いを込めたせりふが共感を呼んだドラマ「下町ロケット」。迫真性をもたらした最大の“立役者”は、撮影に協力した企業の匠の技や最先端技術、それを支える開発現場だった。

[産経新聞]
産経新聞

 国産ロケットエンジンや心臓人工弁の開発をめぐる攻防を描き、高い視聴率を記録したTBSのドラマ「下町ロケット」。阿部寛さんが演じた主人公の佃航平をはじめとして、ものづくりに対する熱い思いを込めたせりふが共感を呼んだが、ドラマに迫真性をもたらした最大の“立役者”は、撮影に協力した企業の匠の技や最先端技術、それを支える開発現場だ。

 今年の8月、バルブ機器の有力メーカーであるフジキン(大阪市北区)に、つくば先端事業所(茨城県つくば市)を下町ロケットのロケ地として使用したいとの申し出があった。

 業界団体である日本バルブ工業会からフジキンを紹介されたTBSは当初、佃航平が社長を務める「佃製作所」の本社を思い描いていた。しかし、同社は中小の町工場が並ぶ東京・蒲田の設定。フジキンの事業所は新しくて敷地面積が約11万5000平方メートルと広く、佃製作所のイメージとはかけ離れているため、帝国重工の拠点として活用することになった。

ks_takumi03.png フジキンがドラマ用に製作したバルブ
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