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» 2016年01月05日 07時00分 UPDATE

即日完売も:ホンダ社長も「シビック タイプR」買えず――高性能スポーツ車が爆売れ (1/3)

低燃費車やSUVなどに販売面で押される高性能スポーツ車が、中高齢層の男性を中心に人気を博している。スポーツ車市場の行方は、各社、心くすぐる魅力的な車種を継続することができるかどうかにかかっている。

[産経新聞]
産経新聞

 台数が限られる高性能スポーツ車が爆発的な人気をみせている。富士重工業が2015年10月29日に400台限定で受注を始めたセダン「WRX STI」の特別仕様車は即日完売し、ホンダが国内750台限定で発売した「シビック タイプR」は10倍以上の注文が殺到した。低燃費車やスポーツ用多目的車(SUV)などに販売面で押されるスポーツ車だが、中高齢層の男性を中心とした熱狂的なファンが人気を支えている。

スバル史上最高値

 即日完売した富士重の特別仕様車「S207」は、同社特有の水平対向4気筒エンジンを搭載。専用チューンを施して最高出力を328馬力まで上げ、路面からの衝撃の大きさによって吸収力を変える最新のサスペンションを採用するなど足回りにもこだわった。

 希望小売価格は599万4000〜637万2000円と同社として史上最高を記録した。専用部品が多く通常モデルを170万円以上も上回るが、「高い走行性能と、家族でも使える乗り心地の良さを両立したところが支持された」(広報部)。

 ホンダの「シビック タイプR」は、10年10月に国内で限定販売した3ドア車「ユーロ」以来の復活だ。新開発のターボエンジンを搭載し、最高出力は310馬力に上る。ドイツの有名サーキット「ニュルブルクリンク北コース」での性能評価は、前輪駆動の量産車トップのラップタイムを記録するなど実力は折り紙つきだ。

 欧州では一般販売しているが、日本は生産拠点のある英国から輸入するうえ、スポーツ車市場が限られるため限定販売とした。

ks_car01.jpg 400台が即日完売した富士重工業「WRX STI」の特別仕様車「S207」
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