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» 2016年01月07日 06時30分 UPDATE

3位転落に焦りか:電子マネー攻勢、ローソンなりふり構わず (1/3)

電子マネーの導入をめぐり、コンビニエンスストア業界2位のローソン動いた。ワオンを導入しつつ、ローソン独自の電子マネーの普及を目指す戦略は功を奏すのか……。

[産経新聞]
産経新聞

 顧客の囲い込みに有効とされる電子マネーの導入をめぐって、コンビニエンスストア業界2位のローソンの動きが急だ。2015年11月に自前の電子マネー「おさいふPonta(ポンタ)」を導入したかと思えば、12月15日には全店で、流通大手イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」の決済も始めた。

 矢継ぎ早の電子マネー導入は、業界首位のセブン−イレブン・ジャパンとの差が縮まらないことに加え、3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスが統合し、2位にのし上がることが背景にありそうだ。

 3位転落で危機感を強めたローソンが顧客獲得に向けて「なりふり構わぬ戦略を採り始めた」との見方が業界に広がっている。

「おさいふポンタ」導入の狙い

 「ヘビーユーザーの方にはもっと買い物をしやすくしていきたい」。2015年11月24日に東京都内のホテルで行われたローソン40周年記念パーティーで、同社の玉塚元一社長は「おさいふポンタ」導入の狙いについてこう説明した。

 おさいふポンタはローソンがJCBなどと提携して作った独自の電子マネー。JCB加盟店の900万店で使用でき、2019年度末までに2000万枚普及させるのが目標だ。買い物に応じてローソンやJCB加盟店で利用できるポイントがたまる。ローソンなどで使用できる共通ポイント「Ponta(ポンタ)」カードからポイントを移行することも可能だ。

 このほかにも、NTTドコモとポイントサービスで提携し、ドコモのポイントとポンタの相互乗り入れなど、顧客囲い込みに向け、さまざまな手を打っている。

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