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» 2016年01月12日 06時54分 UPDATE

2017年1月から開始予定:人工知能が災害や事故のSNS投稿を収集・速報 日本のベンチャーがアプリ開発 (1/3)

日本のITベンチャーがニュース速報アプリ「Spectee」を開発。一般の人によるソーシャルメディアへの膨大な投稿の中から事件事故の画像・動画を人工知能エンジンが収集し、「今」を伝える画像類を速報する。投稿を読者のスマホにダイレクトに届ける画期的な仕組みで、2017年1月から全国に先駆けてサービス提供を始める。

[産経新聞]
産経新聞

 日本のITベンチャーがニュース速報アプリ「Spectee(スペクティー)」を開発した。一般の人によるソーシャルメディア(※1)への膨大な投稿の中から事件事故の画像・動画を人工知能(AI ※2)エンジンが収集し、「今」を伝える画像類を速報する。投稿を読者のスマホにダイレクトに届ける画期的な仕組みで、2017年1月から全国に先駆けてサービス提供を始める。

※1 人工知能(AI)=Artificial Intelligenceの略で、人の言語が理解できたり、論理的な推論、経験から学習するコンピュータの1つ。SF作品などの架空の存在とされがちだったが、人工知能搭載人型ロボット「ペッパー」が接客に乗り出すなど、近年は実用例も増えてきた。その半面、コンピュータが人の領域を侵犯する懸念も指摘されている。
※2 ソーシャルメディア=ユーザーが双方向で文章や画像、動画を投稿・閲覧することで意思疎通できるメディア。ツイッター、ユーチューブ、フェイスブックなど世界中にユーザーがおり、趣味の情報交換やショッピング、ビジネスにも利用が広がっている。月間利用者数はツイッターが3億1600万人、FBが15億5000万人とされる。

スマホ画面に並ぶ生々しい画像・動画

 Specteeを立ち上げたスマホ画面。その「速報」タブを開けると、災害や事件事故の生々しい現場画像がキャプションとともに一覧表示される。車の水没、火柱の上がる建物、逃げまどう群衆……。撮影地もアフリカ、米国、韓国、日本など全世界に広がり、どこで何が起きているかが一目で分かる。

 これらの画像・動画はいずれも一般の人がツイッター、フェイスブックなどに投稿したものだ。天文学的数字に上る投稿の中から、人工知能エンジンによって迫力ある画像だけが抽出され、アプリに掲載される。

iPhone(左)などの端末に表示したアプリ「Spectee」=東京都渋谷区(柳原一哉撮影)
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