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» 2016年01月19日 08時20分 UPDATE

3万円の神戸牛弁当! 大阪の玄関口は“稼げる駅”になるか (1/3)

JR西日本が昨年12月、新大阪駅に同社初の全店舗が駅改札内に立地する「エキマルシェ新大阪」を全面開業し、新たな駅ナカ事業に乗り出した。大阪の玄関口の“稼げる”駅への変貌でJR西グループの収益多角化を目指す。

[産経新聞]
産経新聞

 JR西日本が昨年12月、新大阪駅(大阪市淀川区)に同社初の全店舗が駅改札内に立地する「エキマルシェ新大阪」を全面開業し、新たな駅ナカ事業に乗り出した。個性的な店舗展開で多くの出張族や旅行者が時間待ちする新幹線の乗り継ぎ駅としての特性を生かすと同時に、駅利用者以外の集客も視野に入れる。大阪の玄関口の“稼げる”駅への変貌でJR西グループの収益多角化を目指す。(大島直之)

手応え

 「新大阪駅に行けば、とりあえず何かある。今やっとそんな状況になりつつある」

 エキマルシェ新大阪を運営するJR西子会社、JR西日本デイリーサービスネット(JR西DSN、兵庫県尼崎市)の担当者は手応えを感じている。

 新幹線ホーム新設の駅改良工事で生じた在来線の改札内スペースを商業施設に転用した施設で、全体の店舗面積約2200平方メートル。飲食店や土産物店、書店など計36店が営業している。昨年3月に駅弁や飲食店、土産物店など26店で一部開業し、その後も順次開業店舗を増やし、昨年12月で全面開業した。

 沿線の少子高齢化の影響で旅客の減少傾向が続くなか、鉄道事業以外の収益拡大を狙うJR西グループにとって、エキマルシェ新大阪の位置付けは重要だ。

 現在のJR西DSNの主力事業は駅売店のキオスクの運営。ただ、駅売店はたばこ、ガム、新聞などの売り上げが急減し、今後も売り上げ減は避けられない。このため、新たな戦略事業として打ち出したのが駅スペースを活用した商業施設の運営だ。エキマルシェはその中核事業で、22年にJR宝塚駅(兵庫県宝塚市)でエキマルシェ宝塚(3店舗)が開業。24年にはJR大阪駅(大阪市北区)にエキマルシェ大阪(約80店舗)が開業していた。

yd_sankei1.jpg 本格神戸牛弁当を販売する「神戸ビフテキ亭DELI」。3万円の超高級神戸牛弁当も販売する
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