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» 2016年01月22日 06時00分 UPDATE

108品目:「食の安全」激震、コンビニ品まで!? 女性バイトが見つけ発覚 (1/2)

廃棄カツ横流し事件では、カツを買った業者から賞味期限切れとみられる食品が次々見つかり、「食の安全」を大きく揺るがす事態になった。なぜ廃棄したはずの食品が流通ルートに流れたのか。識者からは順法精神の欠如を指摘する意見も出ている。

[産経新聞]
産経新聞

 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツ横流し事件では、カツを買った業者から賞味期限切れとみられる食品が次々見つかり、「食の安全」を大きく揺るがす事態になった。横流しが疑われる食品は壱番屋の商品だけでなく、冷凍食品メーカーやコンビニ大手の食品にまで広がる可能性も。なぜ廃棄したはずの食品が流通ルートに流れたのか。識者からは順法精神の欠如を指摘する意見も出ている。

108品目

 廃棄カツを購入していた岐阜県羽島市の製麺業者「みのりフーズ」。新幹線高架下にある倉庫には、段ボール箱が雑然と積まれていた。立ち入り調査した県職員は「冷凍庫にも冷凍麺など、いろいろなものがあった」と驚きを隠さない。

 廃棄カツをめぐっては、2015年10月、壱番屋が約4万枚の廃棄を愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」に委託。ダイコーはすべて堆肥化したと壱番屋に報告をしながら、実際はみのりフーズに販売していた。

 岐阜県はみのりフーズの倉庫で壱番屋製品以外に、生協のマグロ切り身や長野市の会社のみそなど108品目が保管されているのを確認した。ほとんどが賞味期限切れで、みのりフーズの実質的経営者(78)は取材に「すべてダイコーから買った」と説明した。

 カツ不正流通を受け、大手冷凍食品会社「ニチレイフーズ」(東京)や流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」などがダイコーに食品の廃棄を依頼していたと明らかにし、横流しされた可能性があるとしている。

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