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» 2016年01月27日 06時00分 UPDATE

日本人の5〜10人に1人が花粉症:2016年の花粉飛散量は少なめ? 気になる最新の花粉症情報とは (1/4)

今や国民病の1つともいわれる花粉症。今回は、2016年の花粉症情報をお伝えします。

[いしゃまち]
いしゃまち

 近年多くの人が花粉症を発症しており、今では花粉症は国民病の1つといわれています。その数は日本人の5〜10人に1人といわれており、さらに都市部に関しては約4人に1人ともいわれています(参照記事:「花粉症の疫学と治療そしてセルフケア」厚生労働省)。誰もが気になる2016年の花粉症情報をお伝えします。

花粉症の代表「スギ・ヒノキ花粉」が多い理由

 日本の国土の約7割は森林が占めていますが、そのうちの約4割は人の手で植えられた、いわゆる「人工林」です。戦後の復興や経済発展のために大量の木材が必要となり、スギやヒノキなどの造林を積極的に行ってきたのです。

 スギは植え付けてから約10年で雄花ができ、花粉が本格的に生産・飛散するのには早くても25〜30年かかります。近年花粉症が増加傾向にある理由として、戦後の歳月を重ね、この花粉を生産する30年以上級のスギ林が増えてきたことが挙げられます。

 そうなると「花粉症の原因となるスギを伐採すればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、スギを含めたこれらの人工林は世界的に問題になっている地球温暖化の防止や国土の保全など、木材としての資源だけではない大切な役割も果たしているため、花粉症の原因となるからといって安易に伐採することはできないのです。

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