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» 2016年02月12日 07時12分 UPDATE

100年企業:シャープ土壇場で心変わり、鴻海に傾いたワケ (1/3)

1月30日、土曜日で社員もまばらな大阪市阿倍野区のシャープ本社。その一室で高橋興三社長らと台湾の鴻海精密工業の郭台銘会長が向かい合った。

[SankeiBiz]

 1月30日、土曜日で社員もまばらな大阪市阿倍野区のシャープ本社。その一室で高橋興三社長らと台湾の鴻海精密工業の郭台銘会長が向かい合った。

 「鴻海とシャープは技術で補いあえる」

 郭会長は、2時間半の滞在で再建策を説明し、6000億円超の巨額な拠出もさることながら、「事業売却はしない」「シャープのブランドは維持する」「従業員の雇用も守る」「首脳陣の退任は求めない」と矢継ぎ早に好条件を提示した。

 確かに、鴻海は過去いったん合意したシャープへの出資を見送った経緯から不信感があった。

 それでも「100年企業のシャープをもう100年続くよう支援する」と訴える郭会長の迫力に、あるシャープの取締役は「今回は本気だ」と感じた。

 相前後して、官民ファンド、産業革新機構の谷山浩一郎執行役員も前日に機構の意思決定機関である産業革新委員会で大筋了承した再建案を高橋社長に説明した。

ks_sharp01.jpg シャープ本社=4日、大阪市阿倍野区(柿平博文撮影)
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