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» 2016年02月15日 07時30分 UPDATE

乗り換え9割減:最大の繁忙期に消えた携帯各社の「実質0円」端末 (1/3)

携帯電話市場が“異変”に揺れている。「実質0円」端末や多額のキャッシュバックを目当てとする短期の乗り換え客は姿を消し、販売店の客足も途絶え気味。携帯市場の現状を探る。

[産経新聞]
産経新聞

 1年で最大の繁忙期のこの時期、携帯電話市場が“異変”に揺れている。「実質0円」端末や多額のキャッシュバック(現金還元)を目当てとする短期の乗り換え客は姿を消し、販売店の客足も途絶え気味だ。総務省が携帯電話事業者に販売方法の適正化を行政指導した結果だ。

 しかし多くの利用者が恩恵を受けるには至っておらず、総務省と携帯各社の温度差は大きい。携帯市場の現状を探る。

乗り換え「9割減」

 春節休暇の外国人旅行者や、若者らでにぎわう東京・秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkiba。だが、同店1階の携帯電話コーナーは、これまでに比べると客足もやや落ち着いた状況だ。

 同店内のソフトバンク販売店は、1月31日まで、乗り換え1台あたり約4万円のキャッシュバックを行っていた。だが、現在は端末価格も1台あたり1万円超となり、「実質0円」販売は姿を消した。売り場責任者の川村正樹さんは「2月に入って1〜4日の乗り換え客は、普段の平日に比べて8〜9割減った」と苦笑する。

ks_keitai.jpg 2月からiPhone6などの端末が一括1万800円に値上がりした=5日、東京都千代田区のヨドバシカメラマルチメディアAkiba
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