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» 2016年02月19日 17時13分 UPDATE

彼女いらない「猫男子」急増中らしい (1/2)

猫の特集本が飛ぶように売れ、猫に心を奪われた1人暮らしの「猫男子」が急増中だ。「ネコノミクス」と呼ばれる猫グッズの売り上げなどがもたらす経済効果は約2兆3000億円と試算されている。

[産経新聞]
産経新聞

 空前の猫ブームだ。猫の特集本は飛ぶように売れ、猫に心を奪われた1人暮らしの「猫男子」も急増中。「ネコノミクス」と呼ばれる猫グッズの売り上げなどがもたらす経済効果は約2兆3000億円と試算され、猫の飼育数も近い将来、犬を逆転する勢いだ。“ニャン・ニャン・ニャン”の語呂合わせにちなむ2月22日の「猫の日」に合わせ、各地でイベントも盛況だが、猫の何がそこまで心をひきつけるのか。(嶋田知加子)

犬派から宗旨替え組、あの女性自身から「ねこ自身」本“爆売れ”

 「猫びより」「猫ぐらし」「ねこ」……。大阪市北区の書店の一角には猫の専門誌がずらりと並び、女性週刊誌「an・an」(2月17日号)も特集を組む。

 目を引くのが、昨年末に光文社の女性週刊誌「女性自身」編集部が作ったムック本「ねこ自身」。読者の飼っている猫の投稿写真から猫の健康ガイド、幸せになれる「肉球占い」まで盛りだくさんの内容だ。

 同編集部によると、昨年2月に組んだ猫特集がその号の読者アンケートで面白いと思った記事の1位に。「他にない猫本を作ろう」と企画がスタートした。

 ムック本の初版発行は通常7000〜8000部とされるが、ねこ自身は一挙5万2000部を発行。その後も増刷に増刷を重ね、発売約1カ月半で累計9万2000部の異例の大ヒットを記録した。

 猫と暮らす若い単身男性「猫男子」も増えている。京都大理学部生の伊藤淳(じゅん)さん(25)は約4年前から雌の黒猫「ノアノア」と暮らす。「子供のようであり恋人のようでもある。落ち込んでいるとすっと寄り添ってくれる」としみじみ。周囲の女性も好意的に受け止める。「猫との暮らしは優雅なイメージがあるようで、女友達から『おしゃれだね』って言われます」

 もとは犬派だった落語家の笑福亭飛梅(とびうめ)さん(34)もその一人。足音を聞きつけて玄関で待っていてくれる。不満顔で帰ってきても、姿を見れば心がほぐれた。猫を飼うことで仕事が増え、女性も気軽に遊びに来てくれるように。「まさに招き猫です」と笑う。

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