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» 2016年02月22日 07時58分 UPDATE

3月18日発売:ヤマハ発動機がリッター50キロ超の低燃費エンジンを開発  (1/2)

ヤマハ発動機は3月18日、原付第二種クラスの新型スクーター「NMAX」を国内で発売する。1リットル当たり50.5キロの燃費性能と走りの楽しさを両立し、有望市場の同クラスで攻勢をかける。

[産経新聞]
産経新聞

 ヤマハ発動機は3月18日、原付第二種(排気量125cc以下)クラスの新型スクーター「NMAX(エヌマックス)」を国内で発売する。大型スポーツ車「TMAX」などのデザインを引き継ぐ新シリーズとして、国内で初めて低燃費の「ブルーコアエンジン」を搭載。1リットル当たり50.5キロ(2人乗車時)の燃費性能と走りの楽しさを両立し、有望市場の同クラスで攻勢をかける。

 エヌマックスは2015年2月に、生産拠点のあるインドネシアで発売。販売台数は年1万2000台の計画に対し、15年末までに累計9万台に達する人気車種。国内では希望小売価格34万200円で、年1万台の販売を計画する。

 最大の特徴は、高い燃焼効率と冷却性能、駆動力の損失低減。ブルーコアエンジンはこの3点に焦点を絞って開発した。まず燃焼効率の向上は、吸気バルブの作動を変えられる機構をヤマハの125ccモデルとして初めて採用。シリンダー内で燃料とともに圧縮する空気の量を低中速と、毎分6000回転以上の高速で切り替え、最適な燃焼を図りつつ低速の「粘り」と高速の「伸び」を楽しめる。

 次に冷却性能を高めるため、ヤマハが02年に世界で初めて開発したオールアルミ製ダイカストシリンダーを採用した。アルミは熱伝導率が鉄の約3倍と高い一方で、質量は約3分の1と軽量。だが、従来は摩耗に弱いアルミを補強する鋳鉄を内壁に使用したシリンダーを使っていた。

 そのためヤマハは、アルミにシリコンを20%を含ませて耐摩耗性を引き上げ、冷却性能を従来比60%向上。放熱性を高めてエンジンオイルの消費を減らしたうえ、エヌマックスはさらに改善した材料の使用などで軽量化を進めた。

ks_yamaha01.jpg 「NMAX」に搭載したブルーコアエンジン
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