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» 2016年02月23日 06時12分 UPDATE

一番人気は「ポテサラちくわ」:「駅ナカ」ビジネスに、老舗の食品メーカーが次々と進出 (1/3)

駅構内に店舗を展開する「駅ナカ」ビジネスに、老舗の食品メーカーが次々と進出している。従来のスーパーや量販店以外にも販路を開拓することで、新たな客層の獲得とブランド力の再強化が狙いだ。

[産経新聞]
産経新聞

 駅構内に店舗を展開する「駅ナカ」ビジネスに、老舗の食品メーカーが次々と進出している。従来のスーパーや量販店以外にも販路を開拓することで、新たな客層の獲得とブランド力の再強化が狙い。練り物や菓子などのメーカーが駅ナカ店舗向けにオリジナルの商品を開発・販売し、通勤客や観光客の人気をつかんでいる。(橋長初代)

ファストフード感覚

 1日約15万人以上が利用するJR新大阪駅で平成27年3月以降、店が順次開業している駅ナカ施設「エキマルシェ新大阪」。

 注目を集めているのが、創業90年の老舗食品メーカー「カネテツデリカフーズ」の初の直営店「ネルサイユ宮殿」。フランスのベルサイユ宮殿にちなみ、豪華衣装の店員が客に練り物商品を説明している。

 一番人気は、ちくわにポテトサラダを挟んで揚げた「ポテサラちくわ」(300円)。多い日は1日200本以上も売れる。

 ほかにもフランスパンにカニ風味のかまぼこを挟んだ「パン・ド・ほぼカニ」(350円)や、女子栄養大と共同開発した「王妃のひとつまみ」(200円)などが人気だ。

 主なターゲットは、単身の男性会社員や働く女性らで、“ファストシーフード”をコンセプトに手軽で食べやすい商品を数多く取りそろえている。

 練り物業界は食生活の変化などでメーカーが減少傾向にあり、環境は厳しい。同社では今回の出店にあたり専門部署を新設。社内公募で選んだメンバーに各部門の担当者を加えたプロジェクトチームが商品開発や店舗運営などを手掛けた。

 広報担当者は「既存の練り物の枠を超えた商品を開発し、活路を見いだしたい」と話す。

ks_neru01.jpg 豪華衣装で練り物商品を販売するカネテツデリカフーズの「ネルサイユ宮殿」=JR新大阪駅「エキマルシェ新大阪」(南雲都撮影)
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