次にご紹介するのは、生活製品会社社長のBさん。Bさんは靴の大切さについてこのように語ります。
「仕事の幅が広がれば日本のみならず、海外に出向かなくてはならなくなる。海外ではスーツや時計より、ビジネスパーソンはまず靴を見られる。ホテルのドアマンも“値踏み”するかのように、顔の次は靴をチェックしている。だから、先方に失礼のない服装という意味でも、きちんとした靴を履くのは欠かせないよ」
女性の中には、外ではスニーカーを履き、会社に到着するとヒールに履き替える人もいらっしゃいます。特に、営業職の女性に多いようですが、Bさんいわく、男性がそれをするのは気に入らないようです。
「女性はヒールを履くのがマストみたいな風潮があるから、外と中で履きかえるのも分かる。不安定な靴でずっと歩き続けるのは疲れるし、体にもよくないからね。でも、男の靴は平面だ。足が痛いとか、歩きづらいなんて言う社員がいたら、いますぐ『オーダーできる靴屋に行け』と言いたくなる。
『靴なんて何でもいい』という人がいるけれど、僕はそうじゃないと思うんだ。ジムに行くときは動きやすい靴を履くけれど、ステキな女性をデートに誘って高級レストランに行くとき、服はバッチリ決めているのに下はサンダルや運動靴なんて履かないだろう? あれと同じだよ」
靴も身だしなみの1つ。仕事に適した靴を履くのは社会人としての最低限のマナーだと教えてくださいました。
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