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» 2016年03月01日 07時19分 UPDATE

裏方を主役に:いきなり鼻にツーン! ローソンの" わさび商品”が人気 (1/3)

ローソンが発売した静岡県産の良質な天然わさびを使った「手巻寿司わさびシーチキンマヨネーズ」と「わさびいなり」が話題になっている。わさびが持つ豊かな香りとツーンとした辛みが受け、幅広い年齢層から人気を集めている。

[産経新聞]
産経新聞

 大手コンビニエンスストアのローソンが発売した静岡県産のわさびを具材に使った「手巻寿司わさびシーチキンマヨネーズ」と「わさびいなり」が話題になっている。寿司店でも使われる良質な天然わさびが持つ豊かな香りとツーンとした辛みが受け、辛いものが好きな消費者を中心に幅広い年齢層から人気を集めている。29日までの期間限定商品だが、両商品合計で55万食の強気の販売計画を立てており、定番商品への格上げも期待される。

 「静岡県の名産品を使い、2月上旬から発売できる新商品を作ってほしい」。ローソンでおにぎりやいなり寿司などの商品開発を担当する商品本部関東商品部マーチャンダイザーの原田緑さんにこんな依頼が持ち込まれたのは2015年11月末のことだった。通常、おにぎりやいなり寿司などの新商品の企画から製品化までの期間は約6カ月。今回、与えられた時間は通常の半分以下で、原田さんは「こんな短期間で新商品を作ることは無理だ」と困惑した。

 開発期間が短くなったのは理由があった。新商品は静岡県が推進する「ふるさと割」の対象商品だからだ。ふるさと割は名産品の地域外消費喚起を目的に国の交付金を活用して通常価格の3割引きで販売する制度。対象商品の販売期日が2月末という契約をローソンと静岡県が交わしていたこともあり、遅くても2月上旬には商品を発売しなければならなかった。

 ローソンはこれまでにも地方自治体と連携し、スイーツやお弁当などを開発したり、店舗スペースを活用したイベントなどの開催にも取り組んだりしている。今回のプロジェクトは、地方の優れた物産や文化を紹介する発信基地としての役割を担いたいというローソンとの考えとも合致。社内のさまざまな部署が知恵を出し合い、商品開発は急ピッチで進んだ。

ks_wasabi01.jpg 「わさびいなり」と「手巻寿司わさびシーチキンマヨネーズ」を持つ開発担当者の原田緑さん=東京都品川区のローソン
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