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» 2016年03月02日 07時17分 UPDATE

電子キーをスマホ操作に一本化:車からキーがなくなる?! 生き残りをかけたボルボの“革命” (1/2)

スウェーデンの高級自動車メーカー「ボルボ」が2017年から、世界で初めて車のキーを全廃する。ボルボは新技術の普及により、カーシェアリングを拡大させライフスタイルを変革させたい考えだ。

[産経新聞]
産経新聞

 スウェーデンの高級自動車メーカー「ボルボ」が2017年から、世界で初めて車のキーを全廃する。ドアの開閉やエンジンのオン、オフなどは、全てスマートフォンで操作し、家族や友人のスマホに自分の“電子キー”を送信して、共有することもできるという。ボルボは新技術の普及により、カーシェアリングを拡大させ、ライフスタイルを変革させたい考えだ。

「より効果的に利用」

 「われわれは、技術革新のための技術には、興味がない。新しい技術とは、われわれの顧客の生活を快適にし、時間を節約できるものでなければならない」

 ボルボの乗用車部門「ボルボ・カーズ」で、製品戦略・自動車生産の責任者を務めるヘンリック・グリーン副社長は、今回明らかにした新技術をこう評した。

 英紙デーリー・メールや米CNNテレビ(いずれも電子版)などによると、新技術はスペイン・バルセロナで開かれている世界最大級の携帯電話関連展示会「モバイルワールドコングレス」でお披露目された。

 スマホに専用アプリをダウンロードすれば、車のドアやトランクの開閉や、エンジンのオン、オフなどができるようになる。さらに、この“電子キー”は、家族や友人、職場の同僚らと共有できるのも、大きな特徴だ。

 車を使いたいという人にいつでも“電子キー”を送信することができるほか、使用回数や使える時間帯も持ち主が自由に設定できるので、第三者に悪用される恐れもないという。

 「一日中、駐車場にマイカーを止めっぱなしにするのではなく、より有効に、効果的に車を利用することができるようになる」(グリーン副社長)というのだ。

ks_volvo01.jpg キー全廃に踏み切ったボルボ。写真は、従来のキーが使える同社の車種
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