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» 2016年03月08日 07時40分 UPDATE

市場規模507億円:ご当地、いちご……進化する「レトルトカレー」、もはやグルメの域  (1/3)

レトルトカレーが多様化している。全国各地の「ご当地カレー」が注目を集めるほか、店頭価格で500円を超す「高級品」も好調。レトルトカレーの専門店も登場し、市場全体が活性化している。

[産経新聞]
産経新聞

 温めるだけで手軽に食べられるレトルトカレーが多様化している。全国各地の「ご当地カレー」が注目を集めるほか、店頭価格で500円を超す「高級品」も好調。レトルトカレーだけを扱う専門店も登場し、市場全体が活性化しているようだ。(戸谷真美)

専門店も登場

 「現在、全国のご当地カレーは2000種類くらいあるといわれています。町おこしとして開発する自治体や企業も多い」。600種類以上のご当地レトルトカレーを集める専門店「カレーランド」(東京都足立区、4月に台東区に移転予定)を運営する猪俣早苗さんはこう話す。

 猪俣さんは土産としてもらった島根県の「奥出雲和牛カレー」(税別き600円)を夫が気に入り、さまざまなご当地カレーの存在を知ったことをきっかけに平成26年に同店を開店。奥出雲和牛カレーは、霜降りの牛肉と同県産の唐辛子を使ったオーソドックスなビーフカレーで、今も同店の人気商品だ。

 「レトルトというと手軽なイメージですが、実はそれぞれの地域が、熱意と時間をかけて作っている。家庭で再現するのは難しい味を簡単に楽しめるので、お得です」と猪俣さん。全国に足を運び、製造元から直接仕入れており、価格帯は600〜800円台が中心。遠方から訪れ、まとめ買いをする人もいる。

ks_curry01.jpg 「カレーランド」のお薦め商品。「奥出雲和牛カレー」、茨城県の「ほしいもカレー」、同店オリジナルの「カレーですよ」(左から)=東京都足立区
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