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» 2016年03月10日 07時55分 UPDATE

5案乱立:“我田引鉄”の北陸新幹線、大阪延伸5月末に与党案 (1/2)

未着工区間の福井県・敦賀−大阪のルートが未定の北陸新幹線。米原か京都か兵庫寄りか関空か……。関係自治体は、建設費や利便性を根拠にそれぞれの主張を展開し“我田引鉄”の様相だ。

[産経新聞]
産経新聞

 北陸新幹線は14日、長野−金沢間の延伸開業から1年を迎える。だが、未着工区間の福井県・敦賀−大阪のルートが未定のまま。関係自治体は、建設費や利便性を根拠にそれぞれの主張を展開し“我田引鉄”の様相だ。乱立する5案では、福井県小浜市と京都駅を経由する2案への賛同が強まりつつあり、5月末を期限に案を絞り込む与党検討委員会の決定に注目が集まる。

検討委委員長の選挙区は京都、党政調会長は福井…

 敦賀以西をめぐってはこれまで(1)福井県小浜市を通って大阪へ抜ける小浜(若狭)ルート(2)琵琶湖東側を通る米原ルート(3)琵琶湖西側から京都に出る湖西ルート−の3案を軸に議論されてきた。

 関西広域連合は、費用対効果が高いとして米原案を推し、小浜(若狭)案を「国の整備計画で定められた唯一の正式ルート」と訴える福井県との綱引きが続いていた。

 局面が転換したのは1月26日。与党検討委でJR西日本が小浜市と京都駅を通る自社案を正式表明し、真鍋精志社長が記者団に「利便性が大きいのは京都を通るルートだ」と強調したためだ。

ks_hokuriku01.jpg 北陸新幹線 敦賀以西ルート案
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