これまで、「プロ集団」「機能別組織」「チーム」について3段階として考えてきましたが、これらは段階の要素を持ちながらも併存できるものだと考えられます。むしろ、初期からチーム力のあるプロ集団として立ち上げ、チーム力を生む機能別組織へ移行できたベンチャー企業こそが飛躍的な成長を遂げているのかもしれません。
一方、どこかの段階に長くとどまっている組織は、慣性の法則で誰ともなくそこに居続けたいという力学が働くので、相応の努力を持って次の段階に進めなければならないかもしれません。
以上、実務家の視点というよりも、私見に近い部分も多分にあるかとは思いますが、みなさんのご参考になる箇所があれば幸いです。(柳田善弘)
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