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» 2016年03月18日 07時59分 UPDATE

不惑の40歳:どん兵衛「10分待ち」の衝撃、日清“おわび”SNSが崩した40年の常識 (1/4)

日清の「どん兵衛」が今年で誕生40年。熱湯をかけ5分待つのが食べ方の常識だったが、いま「10分待ち」の裏技が評判になっている。

[産経新聞]
産経新聞

 カップ容器入りインスタントうどんの代表格「どん兵衛」。2016年で誕生40年になる。熱湯をかけ5分待つのが食べ方の常識だったが、いま「10分待ち」の裏技が評判になっている。

 「10分どん兵衛」の味を愛するタレント、マキタスポーツ氏がラジオ番組でこの方法を紹介したところ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で拡散。試す人が相次ぎ、日本中に広まっているのだ。

 「熱湯5分」にこだわってきたメーカーの日清食品は、「世の中の多様性を見抜けなかった……」とついに「おわび」文書をWebサイトに掲載。「10分どん兵衛」はなぜ、ここまで盛り上がったのか。

ダシが「よー、しゅんでる」10分待ち

 「最近、10分どん兵衛にハマッている」。こんな書き出しのリポートを3月に出したのは、流通経済研究所の鈴木雄高主任研究員。「半信半疑だったが、予想に反したおいしさに驚き、以来、この方法で食している」と大絶賛だ。

 どんな味なのか。まだ試したことのなかった「経済裏読み」は「10分どん兵衛(きつね)」に挑戦した。

 熱湯を注ぎ、待つこと10分。フタをちぎる。定番の「5分どん兵衛」に比べて、待ち時間が2倍になっているだけに、油揚げは厚くふくれあがった感じで、見た目にもジューシー。軟らかめのめんは箸でゆっくりとすくう。「ぼってり油揚げ」と「にゅるにゅるめん」にスープが十分にしみて、コクが増しているよう。ややぬるめなので、猫舌には歓迎だ。油揚げをいきなりカブリとかみ切らず、まずは「ちゅうちゅうとダシを吸い取ってから、ちょっとずつ食べる派」には画期的な発見。確かにうまい。

 ただ、かたいめんのコシにこだわる人は、物足りなさを感じるかもしれない。そもそも「時間がないから、カップめんを食うのに10分も待てるか!」という異論もありそうだ。

ks_donbei01.jpg 熱湯注ぎ10分経過、「10分どん兵衛」が完成
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