スマホと使う「スマート歯ブラシ」登場 どう使う?

» 2016年04月11日 14時07分 公開
[ITmedia]

 サンスターは、スマートフォンと連動する“スマート歯ブラシ”「G・U・M PLAY」(税別5000円)を4月18日に発売する。アプリを通じて歯磨きの仕方を採点したり、歯磨きしたデータを記録・分析するなど、「歯磨きを楽しみながら、自然に正しい磨き方を身に付けられる」という。

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 同社の「ガム・デンタルブラシ」のハンドル部に専用アタッチメントを装着する形で利用する。アタッチメントは加速度センサーとBluetooth通信機能を内蔵。歯磨きを加速度センサーで検知し、Bluetooth経由で専用スマートフォンアプリにデータを転送する仕組みだ。

photophoto 歯ブラシは付属するが、市販の「ガム・デンタルブラシ」にも装着できる

 専用アプリ(iOS/Android)は「MOUTH CHECK」「MOUTH LOG」の2機能を備える。MOUTH CHECKでは歯科衛生士のブラッシングにどれだけ近いかを点数にして採点。MOUTH LOGは歯磨き中の動きや経過時間などを記録し、歯をまんべんなく磨けているほど高得点になるなど、歯磨きの状況をチェックしてくれる。家族でデータを共有することもできる。

photophoto MOUTH LOG

 楽器を演奏するように歯磨きできる「MOUTH BAND」など3種類のアプリをリリースし、MOUTH CHECKとMOUTH LOGの2機能を共通ログに記録する形になっている。

photo 歯ブラシが楽器になるアプリも

 セットにはアタッチメントと歯ブラシが付属し、子ども用歯ブラシセットも販売する。全5種類のカラーキャップ(税別500円)も用意する。

 販売は同社オンラインショップと「二子玉川 蔦屋家電」(東京都世田谷区)などで行う。11日から先行予約を受け付けている。

 同社は「歯周病対策には正しい磨き方で毎日磨くことが重要。『歯みがきを楽しい習慣に変えたい』『「正しいみがき方を身に付けてもらいたい』という思いから、開発にチャレンジした」という。今後さらに高度なセンシング機能とアプリの開発も目指す。

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