コラム
» 2016年04月26日 06時30分 UPDATE

マネーの達人:新社会人の皆さんへ FPの私からお金のアドバイス (1/3)

本コラムでは、新社会人の皆さんに向けて、マネーや資産運用、ライフプランなどについてアドバイスさせていただきます。

[完山芳男,マネーの達人]
マネーの達人

 4月も後半、社会人として新たなスタートを切って夢と希望に満ち溢れている人もいれば、きちんとやっていけるのか不安な気持ちを抱えている人もいることでしょう。

 本コラムでは、新社会人の皆さんに向けて、マネーや資産運用、ライフプランなどについてアドバイスさせていただきます。

給与振込口座は一生もの? 使い勝手を考えて銀行を選ぼう

 社会人になると、何かとお金のやりとりが増えます。独り暮らしをすることになれば、家賃をはじめ、各種公共料金などの支払いに「銀行振込」を利用する機会が増えてきます。

 給与振込口座として総合口座を開設すれば、時間外の「出金」手数料が無料になる銀行は多いですが、他行あての「振込」手数料も無料の銀行はほとんどありません。預金金利が実質的にゼロという状況下では、振込手数料(ネットバンキング利用時)が無料になる銀行を選ぶことが重要です。

 手数料が無料になる諸条件が比較的緩い大手銀行、もしくはネット専業銀行が候補になりますが、筆者のオススメは比較的条件を満たしやすい「みずほ銀行」と「新生銀行」です。

  • みずほ銀行

 月間の平均預金残高50万円以上などの条件を満たせば、他行あての振込手数料が月1回無料になる。

  • 新生銀行

 口座開設をすれば預金残高などの条件なし(スタンダードステージ)で、他行あての振込手数料が月1回無料になる。また、普通預金残高が100万円以上(ゴールドステージ)であれば、他行あての振込手数料が月5回無料となる。

 両行とも、外貨預金や投資信託などの金融商品を購入することで、各種手数料無料の月間回数が増える特典を用意していますが、リスク商品を購入してまで振込手数料を無料にする必要はありません。

ネット銀行には思わぬデメリットも

 なお、ソニー銀行や住信SBIネット銀行、楽天銀行といったネット専業銀行も条件付きで振込手数料が無料になる上、預金金利も大手銀行よりは高いので有利ですが、ネット銀行には思わぬデメリットもあります。

 それは、電気、ガス、水道などの公共料金の口座振替や、クレジットカードの引き落とし口座として認められていない場合が少なくないということです。

 また、新社会人の皆さんにはおそらく縁がないと思いますが、所得税の確定申告を行って税金の還付を受ける際、ネット銀行は基本的に還付金の受取口座として指定することができません。

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