LINEが7月15日、東証1部に新規上場し、取引開始から約1時間半後の午前10時36分に取引が成立、公開価格(3300円)を48%上回る4900円の初値を付けた。
一足先にニューヨーク証券取引所に上場し、米国預託証券(ADR)の終値は41.58ドル(約4380円)。東証での初値はこれを上回った。
同社は「LINEが多くのユーザーのインフラとなった現在、上場を通じて企業の透明性と社会的責任を高め、更なる事業展開の加速を図っていく」というコメントを発表した。
同日、同社が公開した2016年12月期の第1四半期(1〜3月)の連結決算は、売上収益が334億円、営業利益が53億円、最終損益が2億3400万円の赤字だった。通期の見通しは開示せず、7月27日に公表する第2四半期(4〜6月)決算短信で第3四半期(7〜9月)についての定性的な見通しを公表するとしている。
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