一般職でも同じことが言えますが、特に専門職では、10年の経歴があっても10年のブランクがあると社会で通用しなくなることがあります。介護のためとはいえ長期に渡って離職をしてしまうと、以前と同じ職に戻るには難しい状況にはなりますが、スキルを保つ努力をしておくことでブランクを軽くすることができます。
介護離職しても「介護が仕事」と決めつけず、自分の仕事は別にあるという意識を持つことが大きなモチベーションになります。
介護の合間にハローワークなどに足を運んで、自治体が行っている復職支援セミナーなどを利用したり復職支援事業などの情報を集めたりしておくことをおすすめします。
大切なのは、介護と社会復帰を並行することです。介護に取られる時間は想像以上に多いですが、1日の介護の時間と内容を書き出してみると、意外なことに「見守り」でそばにいれば良い時間が見えてきます。
見守りの時間を利用して、自身の社会復帰活動に充てることもできます。もちろん、毎日の介護疲れの休息に充てることも忘れてはいけません。
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