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» 2016年11月01日 10時00分 UPDATE

「グローバルでも正確な時を」カシオこだわりの“3つの時刻取得システム”とは?

“先進のエレクトロニクス技術で、常に正確な時を追い求める”をモットーに掲げているカシオ。そのこだわりを実現する時刻取得システムが3種類あることを知っているだろうか。「電波」「電波+GPS」「スマートフォンリンク(Bluetooth)」それぞれの違いとポイントを担当者に聞いた。

[PR/ITmedia]
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 カシオ計算機の腕時計は“先進のエレクトロニクス技術で、常に正確な時を追い求める”をモットーに掲げている。そんなカシオウオッチの“正確さ”は、国内のみならず海外でも時刻を自動で取得できるシステムの構築に表れている。

 実は、カシオの時刻取得システムは3種類あることを知っているだろうか。「電波」「電波+GPS」「スマートフォンリンク(Bluetooth)」だ。その3種類の違いはどこにあるのか? カシオの羽村技術センター時計事業部モジュール開発部の小島直氏に聞いた。

“先進のエレクトロニクス技術で、常に正確な時を追い求める”カシオウオッチ。3つの時刻取得システムの違いとポイントとは?

いち早く取り組んだ電波時計

カシオの羽村技術センター時計事業部モジュール開発部の小島直氏

 電波時計は、正確な時刻情報をのせた“標準電波”を受信し、正しい時刻を表示している。日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツに1局ずつある計6局の電波塔で、日本、北米、欧州、中国の4エリアをカバーしている仕組みだ。日本には福島地区と九州地区に電波塔があり、日本全土で標準電波を受信できるようになっている。

 電波時計は私たちの生活に既に定着しているが、意外に歴史は新しい。日本では1990年代から発売され、2000年代に入ってさらに進歩。小型化・フルメタル化が進み、価格も廉価になったことで、一般消費者に手軽に届くようになった。

 業界の中でもいち早く電波時計に取り組み始めたのがカシオだ。1995年に欧州向けの電波ウオッチ「FKT-100」、1997年に日本市場向けの電波ウオッチ「FKT-200」の発売を開始。「G-SHOCK」などの既存ブランドでも、電波時計のモデルを生み出していった。

 「商品の出始めのころは、開発メンバーが実際に電波時計を海外に持っていき、時間や場所で変化する電波の強さや、製品での受信確認を行っていました」と小島氏は当時を振り返る。

 04年には当時世界で唯一の“メタルアナログ電波ウオッチブランド”として「OCEANUS(オシアナス)」を立ち上げた。

世界で唯一の“メタルアナログ電波ウオッチブランド”として立ち上げられた「OCEANUS」。最新モデルOCW-G1200には最先端の技術が搭載されている

 「当時、カシオといえばG-SHOCKをはじめとして“デジタルに強みを持つブランド”というイメージがありました。しかし時計市場の中心であるアナログウオッチにおいて存在感を増していきたかった。そのためには“デジタル技術を駆使した美しいアナログウオッチ”を目指すのが良いと考えました。そこで04年当時はまだ目新しい技術だった電波ソーラー技術を生かし、『世界初のフルメタルクロノグラフ電波ソーラー(ワールドタイム搭載)』を誕生させました」

 カシオが目指しているのは、正確な時刻を見られる信頼性に加えて、付加価値をつけることだ。グローバル時代に適したアナログウオッチを開発するというコンセプト「Global Time Sync(グローバルタイムシンク)」のもとに世界の時刻と同期できる製品開発を行い、デジタル技術で培ったエレクトロニクス技術で可能になる独創デザインや独自機能を武器にして、カシオはラインアップを増やしている。

 電波時計のメリットは、国内外の対応エリア内で安定して利用できること。価格帯やデザインが幅広いのも大きな魅力だ。しかし、電波局の対応エリア外では自動時刻修正ができなくなってしまう。

 そこをカバーするべくカシオが生み出しているのが、「電波+GPSハイブリッド」と「スマートフォンリンク(Bluetooth)」の2システムだ。

電波とGPSの“いいとこどり”モデル

 「電波+GPSハイブリッド」は、従来の電波ソーラー時計のシステムだけではなく、GPS衛星電波の受信も可能にしたシステムだ。GPS衛星からの位置情報を受信することで、地球上どのタイムゾーンにいても現在地の正しい時刻を取得できるようになった。今まで培った電波ソーラーの利便性はそのままなのがポイント。屋内や悪天候などで衛星を探知できない場合は、地上電波を夜間に自動受信する。2つの電波のメリットを生かすことで、屋内・屋外を問わず、より確実で安定した時刻情報が可能になった。

 どうやって現在位置の時刻を特定しているのか。実は、時計の中に、カシオ独自の地図データシステムが入っているのだ。GPS衛星から位置情報を受け取ると、約500メートル四方の精度で現在位置を把握し、タイムゾーンやサマータイムの有無を認識。時刻を自動修正する。

 このシステムを採用するのはカシオの中でもハイエンドモデル。世界中を飛び回るパイロットがフォーマルに使用できるイメージの「MT-G」、G-SHOCKの最高峰「MR-G」、世界で活躍するビジネスマンのスーツ姿に合う「OCEANUS」などのブランドだ。

OCEANUS OCW-G1200は、10月に発売されたばかりの最新モデル。電波+GPSで時刻調整を行う

 山形県にあるプレミアムプロダクションラインで製造しているOCEANUSは、オールメイドインジャパン。最新モデルのコンセプトは“陰影の美”で、伝統技法「紋紗塗り」をモチーフにセラミックべゼルの仕上げを光沢とマットのツートーンに分け、質感の違いによる美しい陰影を表現している。

 時刻修正の面においては“いいとこどり”の電波+GPSシステムだが、製品化するにはハードルが高い部分もある。時計の中には、標準電波を受信する部品と、GPSに関連した部品を両方入れる必要があり、これらは干渉しあわないように離して配置する必要がある。もちろんモーターや電池も入れなければいけないため、時計のサイズは比較的大きく、厚くなりやすい。値段もカシオウオッチの中では高価格帯に位置する。

緑の基盤の上部に配置してあるのがGPSを受信する部品。下部にあるのが標準電波を受信する部品だ。各部品の大きさは時計全体の大きさやデザインに大きな影響を与える

 しかし、バンドの素材にチタンを使い、フィット感と軽さを実現。独自開発の遮光分散型ソーラーパネルを採用することで、安定して高い電力量をキープしている。また最新モデルOCEANUS OCW-G1200では、モーターの改良や、各部品に関する技術進化で、より薄く軽くすることを可能にしている。

 「OCEANUSに限らず、カシオウオッチは技術進化とともに、小型化・薄型化を果たし、さらにデザイン性や機能性を上げてきています」

スマホと接続して、世界中どこにいても正しい時刻に

 スマートフォンとBluetooth接続でリンクして時刻を合わせるシステムは、11年からスタートした新しいもの。16年からは、インターネット上のタイムサーバーから取得した時刻情報とスマートフォンの位置情報をもとに、現在地のタイムゾーン、サマータイム情報を解析し時計の時刻を自動修正する「Accurate Time System」を導入し、更にグローバルユーザーにオススメできるモデルとなった。

 メインブランドは「EDIFICE(エディフィス)」。モータースポーツのイメージを持つ、スポーティーなモデルだ。EDIFICEは既に海外で「デザイン性や機能性に優れている」という高い評価を得ている。

 また、新たにBluetoothシステムの大幅な省電力化を行ったため、製品の小型化が可能に。レディースサイズを展開できるようになった。9月に発売したばかりの女性向けウオッチ「SHEEN(シーン)」は、女性メンバーが開発に深く関わり、活躍するビジネスウーマンが求めるモデルを作り上げた。

 「SHEENは高機能なだけでなく、女性の輝きを表現したデザインもポイント。グローバルに活躍する女性に使っていただきたいですね」

グローバルに輝く女性をターゲットにした「SHEEN」

 スマホとの接続は非常に簡単。カシオの専用アプリ「CASIO WATCH+」をダウンロードし、手元の時計を登録する。1回登録してしまえば、1日4回、自動的に時刻修正される。また海外渡航した際も、左下のボタンをワンプッシュするだけで、現在地の正確な時刻に修正することができる。

 アプリの画面は、ブランドごとに異なったデザインを採用している。時計の盤面に対応したデザインで、ワールドタイムに設定する都市の選択なども直感的に操作しやすい。世界地図もデザインが大きく変わり、EDIFICEではシンプルさとスタイリッシュさ、SHEENは見やすさと分かりやすさをコンセプトに作られている。

クールなデザインのEDIFICE用アプリ画面。タッチ操作で時計の設定も簡単に行える
女性向けブランドSHEEN用アプリ画面は、ピンクを基調とした華やかさが特徴的

 ここまで3つのシステムを紹介してきたが、それぞれに異なるメリットと便利さがあるのは言うまでもない。

 「カシオの想いは、時刻合わせを意識せずにストレスなくでき、世界中で安心して使える時計を作ることです。利用シーン、ラインアップの充実、好みの世界観に合わせて、好きなブランドを使っていただけるようになりたいですね」

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2016年11月30日

CASIO WATCH SQUARE

CASIO「EDIFICE」